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調節力の式をどう活用するか

視力検査
10 /03 2018
またたく間に夏休みが終わり
あっという間に10月になってしまいました・・・

前回の近くを見るときに必要な調節力の計算方法の続きです

近くを見るときに必要な調節力の計算方法で
調節力の計算式を紹介しました

☆(必要な調節力・D)=1/●(距離m)


この計算式

イロイロな場面で使えます

例えば老眼鏡を合わすとき

まず
30センチの距離にメガネを合わせます



計算

ピントが合う距離を
30センチに合わせたメガネ
必要な調節力は3D

40センチでピントを合わすのに
必要な調節力は?
☆=1/0.4(m)→☆=100/40cm
2.5D

0.5D少なくなります

70歳の人で
遠見がS+1.0D
近くのメガネが欲しい
30センチで合わせたメガネが
S+4.0Dだったら・・・

40センチくらいで見たいわー
30センチは近すぎる


そう言われたら
0.5D引いてS+3.5Dにします

この場合、中近や近近も選択肢に入るかもしれませんが、近くの単焦点という設定で説明します

じゃぁ、、、

はいはーい!
イラスト(5)

50歳くらいの調節力が残ってる人はどうしたらいいですかー?


そう思いますね

例えば・・・
50歳
遠見S+1.0D
近見S+3.0D
だったとします

さっきの計算を
もう一度よく見てみてください

必要な調節力
30センチ3.0D
40センチ2.5D


40センチと30センチの
調節力の違いは0.5Dです

そして
50歳の人は実際近見視力を測ったら
何D負荷度数が必要だったか?というと・・・

2.0Dだったとします

30センチを見るのに
必要な調節力は3.0D

この50歳の人は
近くを見るのに必要な度数(負荷度数)は2.0Dなので
1.0Dは自分の力が残ってるということです

40センチと30センチの調節力の違いは0.5D
1.0D自分の調節力が残っている

ってことは・・・

40センチにメガネを合わせたら
自分の力で30センチにピントを合わすことができる!ってことです

なので

メガネは40センチに合わせます

30センチに合わせてしまったら
遠くにピントを合わすことはできないので
40センチは少しボヤけて見えてしまいます

なので

30センチに合わせた方が
明視距離(ピントが合う距離)が
実用的!だと私は思います
イラスト5

こんな感じで
計算と実測で検査をして
考えてみるといいかなぁーと思います
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menohatena

・視能訓練士
・目の検査のこと、思いつくまま書いてます。眼科で目の検査をしながら悩んでる人の参考になればうれしい😊

・長男→たっくん(小学3年生)
・長女→ほーたん(年長さん)
・次男坊→ひーくん(2歳)

・昔「眼科検査のはてな」してましたhttp://menohatena.blog.shinobi.jp/